Market
高松中央商店街について…
高松の中心部に位置する高松中央商店街は8つの商店街で形成されており、アーケードが総延長2.7kmあり、日本一とされている。
平日約14万人、休日約15万人(R1.12月データ)で四国トップクラスの一日の通行量である。
平日と休日ほとんど差がないのが特徴。
過疎化が進む商店街であったが、再開発事業(丸亀町商店街)により商店街に活気が戻ってきている。
再開発事業は今も継続して行われており、全商店街に広がりをみせ今後もさらなる発展に期待ができる。
メインストリート…
8つの商店街のメインストリートは丸亀町商店街であり、470mの区間に約200店舗が出店しており最北端に高松三越をはじめ、ブランドショップや飲食店など連なり、最南端に丸亀町グリーン(商業施設)がある。
全面通行量は平日約2.5万人、休日約4万人(R1,12月データ)あり、すべての商店街の中でもトップクラスに多い。
丸亀町商店街の主な客層として、中間層(30~40代)から年配者がメインとなっている。
要因として、上に述べた百貨店やブランドショップが多いこと、またビジネス街が隣接しているエリアであること。
近隣のマーケットの関わりについて…
中心街より車で10分程度の位置にショッピングモール(ゆめタウン高松)がある。
1998年のオープン以来、県民にはかかせないスポットである。
このショッピングモールの出店が、中心街衰退の原因の一つになったのは間違いないが、上に述べた近年の再開発事業が再び商店街の復活を遂げてきている。行政と自治体が中心となって活性化を推進している。
※コンセプト「にぎわい・回遊性・豊かな暮らしのあるまちを目指して」
①商店街独自の魅力あるサービスを創出する。
②まちのあちこちで歩いている人を増やす
③中心街に、より住みやすい環境をつくる
その一環として、、再開発、居住区の開発、医療施設・サービスの充実、商店街でのイベント開催など
この仕組みが
・商店街にまず足を運ぶきっかけづくりができている
・近隣モールと中心街との回遊性(商店街の独自性)
・働く場、買い物をする場からあらたに生活への場としての価値の変化
幅広い年齢層を取り込む、ショッピングモールと商店街の在り方の再構築、魅力ある街づくりを行っている